こんにちは、Rakkyです。
皆さんは今まで出会った人の中で
この人、直感的に嫌いかも・・・
良い人なんだけど、何か信用出来ない・・・
あの人と何となく相性が悪い気がする・・・
こんな風に感じる人に出会ったことはありませんか?
私は所属する部署に異動して来た係長のことを上記のように感じ、ずっと心がモヤモヤしていました。今はその正体を突き止め、以前よりイライラしなくなりました。
今回は「分析心理学」における
「シャドウ」
という考えを元に
「嫌いな人=過去(未来)の自分」
である理由を私自身の体験談を含め解説します。
この記事はこんな人におすすめ
- 職場(同じ部署)に「何となく嫌いな人」がいて心がザワついている人
- 「嫌いな人」に心がザワつく理由を客観的に分析したい人
- 「嫌いな人」と今後も関わり続ける上で、接し方や考え方を模索している人
- 「嫌いな人=シャドウ」という考え方にイマイチ納得出来ない人
嫌いな理由が「暴力的」や「嘘つき」等、理由が明らかな場合は本記事の対象外です。
ちなみに管理人は工場で働いている現場作業員です。

「嫌いな人(シャドウ)」が「過去(未来)の自分」である理由

一般的に言われる「抑圧された自分の側面」とは?
「シャドウ」について検索すると、下記のような難しい説明が検索結果に出てきます。
分析心理学において、シャドウ(影、自我異和的コンプレックス、抑圧されたイド、シャドウ・アスペクト、シャドウ・アーキタイプとも呼ばれる)は、自我理想と一致しない人格の無意識的な側面であり、自我にシャドウへの抵抗と投影を引き起こし、シャドウとの葛藤を生み出す。
解説しているサイトをいくつか覗いてみると
- SNSで華やかに配信している人に嫉妬を感じる
- YouTube等、好きなことをして生きている人に妬みを感じる
- 電車内の迷惑行為やルール違反をする人に嫌悪感を抱く
普段自分が我慢していることを平然とやっている人に腹が立つのが「シャドウ」だと言われています。
・・・しかし!!
自分の生活圏内で本当に嫌いだと感じる人が現れた時、「嫌いな理由」が上記の説明で納得出来ますか?
私は到底、納得出来ませんでした。
かつての私と同じように感じている方に共感出来るよう言い換えるなら、嫌いな人(シャドウ)とは
- ダメだった頃の過去の自分と似ている。そして今現在自分と似た課題を持っているが、乗り越えるつもりが無い人。
- 努力や可能性を捨てた未来の自分(問題解決を放棄したパラレルワールド(if)の自分)
こう考えた方がよほど腑に落ちます。
「落ちぶれていた過去の自分」や「可能性を放棄した未来の自分」が他人の皮を被り、眼前に現れた。しかもその人は自分のダメな所を改善するつもりが無い。
無意識にそれを感じ取った結果、
「かつて感じた自己嫌悪を他人に抱き、心がざわついている。」
これがシャドウの正体だと管理人は確信しています。
「自己嫌悪」が大多数。だからこそ「シャドウ」を強烈に嫌う。
一般的に「他人が嫌い」と言う人より「自分が嫌い」と自己嫌悪に陥る人の方が多いはずです。
だからこそ
「この人、悪い意味で自分と似てね?」
と無意識に判断した相手に対する拒否反応が「何か嫌い」という言葉でアウトプットされると管理人は考えています。
なぜその人を嫌うのか分析し、シャドウのヒントを見つけ出す。
なぜか嫌いな人(シャドウ)と対峙した時に感じる「心のモヤ」を解消させるには、嫌いな人を分析し文字に書き出すのが効果的です。
書き出す行為は「情報を整理する力」を磨く良い機会です。嫌いな人を自分の成長の糧とし、ついでにシャドウを理解すれば良い訳です。
嫌いな人のことを考えるのは癪(しゃく)だけど、脳トレのつもりでやってみましょう。思わぬ気付きがあるかも。
- 嫌いな人のキャラクターは?
- どこが嫌い?何が気に喰わない?
- 嫌いな人の印象的なエピソードとそれに紐付く体験は?
- 「他人は自分を映す鏡」に当てはめる。
この順番で考えるのが効果的です。
例として私のケースを紹介します。
【管理人の分析結果】
①嫌いな人のキャラクターは?
30年同じ会社に勤めた経歴を持ち、今後の主戦力として投入された。現場作業は未経験ながら本人は異動に前向きな姿勢を見せ、勤続年数を活かして役立つ存在になりたいと宣言していた。
②どこが嫌い?何が気に喰わない?
- 作業が遅く同じミスを繰り返す傾向があり、言い訳がましい。
- イマイチ責任感が感じられず、言葉遣いや言動が何だか軽く感じる。(言葉遣いが悪い印象。)
- 年齢を理由に、出来ないことが多いことをアピールしているように見える。(勤続年数を武器に自分がこの部署でも役立てると言っていたのに・・・)
- 年上/役職持ちの主戦力枠なのに、サポートポジションに収まろうとする。(向上心が感じられず、指示待ち傾向。)
- プライベートではパチンコが辞められず、過去に女性関係で借金していたり、だらしないエピソードを聞くことが多いが、自戒の意識が無い。(だって仕方ないじゃないか、的な思考が強い。)
③嫌いな人の印象的なエピソードとそれに紐付く体験は?
本人との会話の中で「前の部署では、自分の作業が余りに丁寧すぎて上司から嫉妬を買っていた。得意先の要求レベルが貴方のレベルまで上がってしまうと他の人では対応出来ないと言われたことすらある。自惚れじゃないけど、自分の仕事に自信を持っている。」と話を聞いていた。
異動後、その方の行動を観察していると工具や金属類の取り扱いが雑でガシャガシャ音を立てながら作業し、ネジの締め忘れ等のミスを頻発している。しかも道具や状況のせいにして、自分の非を認めない傾向が強い。
異動して間もない頃、何故か残業していたので理由を聞くと
「町内の祭りで使う旗のデザインを作ってるんだ。」
と社内PCで作った制作物を自慢げに見せてくれたが、隣では自分や先輩等、仕事中の人がまだ残っている状況だった。
「残業している仲間を置いといて、プライベートな作業を残業時間で、しかも社内PCでやっている姿に呆れた。信頼に足る人物かどうか見極められてる最中での軽率な行動。しかもグレーな行為を自らアピールしてる・・・」と不快感を覚えた。
④「他人は自分を映す鏡」に当てはめる。
これらのエピソードを踏まえ、私はこの人物を
「矛盾が多く、自分を変える努力を放棄したポンコツ」
だと判断しました。
そして「他人は自分を映す鏡」の言葉通り
「矛盾が多く、自分を変える努力を放棄したポンコツ」
こそ
- 「私自身の抑圧した側面(過去の嫌いだった自分と似ている)」
- 「自分を変える努力を放棄し、だらしないまま年を取った未来の自分」
この人物の背後に、上記のシャドウを感じていたのだと理解しました。
というのも、私は元々ギャンブルが辞められず1年の内300日以上はパチンコ屋に通う人間でした。最終的にFXに手を出し、手痛く負けた経験があります。

「こんなバカげたこと、いつまでも続けてたら人として駄目になる・・・」
と自分の負の経験をブログに書くことで解消(負のエネルギーが生む行動力はハンパじゃない)し、その勢いのまま
- 自分が本当に正しいと思うことをしよう
- 矛盾した行動で自分を苦しめるのは終わりにしよう
- 自分のメディアを持ち、育てる感動を知りたい
という考えからブログ運営を始めた経緯があります。
もし仮にブログを始めずFXに執着し続け、未だに「勝った負けた」で一喜一憂していたら、将来私もこの人物のように
「悪い奴では無い。むしろ良い奴なんだけど何となく薄っぺらくて説得力が無い人、イマイチ信用出来ない人」
になっていたのかも知れない、と無意識が感じ拒否反応(アレルギー)を起こしたのだと悟りました。
ちなみにFXは拒否したけど、NISAやIdeco等、今後100年時代を生きる上で必要な制度はきっちり利用しています。
どうやら人は「苦悩した経験を経て、何かを自分で決断し実行した人」の顔や表情、言葉や気配、間の取り方に魅力を感じる傾向がありそうです。
その人に与えられた「乗り越える壁」を存外に扱い、スルーし成長を止めてしまうと
「深みや説得力の無いペラペラ人間」
に顔付きや気配まで変わって行くのだとその人を通して学びました。
そして嫌いな人には「羨ましい」と感じる要素が混ざっていることも多々あります。(これが一般的なシャドウの解説で前面に出る要素です。)
私の場合、その人物に対して
- 大変な時期もあっただろうけど、のらりくらり係長に上がって、しかも自分より楽なポジションに就けて羨ましい
- 職場でもプライベートでも好き勝手振る舞って、しかもそれを悪いとすら感じていない強靭なメンタルが羨ましい
こう言った嫉妬や妬みに加え
- プライベートがだらしなくパチンコが今も辞められない姿に「もし今も自分がFXに執着していたらこうなっていたかも」という未来の自分(シャドウ)を投影し嫌悪感が湧いた
これらがグチャグチャに混ざり
「悪い人ではないけど、何か気に喰わない」
という印象が定着していた訳です。
嫌いな人の長所を客観視すれば「嫌い指数」は勝手に下がる
「何か嫌いな人」が自分のシャドウだと正しく理解出来ればそれだけで「何か(心のモヤ)」の部分は解消され「嫌い指数」は下がります。
だってシャドウは過去や未来の自分でもあるから、一時的に嫌になったとしても本当の意味で嫌うことは出来ない訳です。
「嫌いな人と距離を取る」等の対策は、狭い職場では実際には不可能です。
結局は「嫌いな人」を
- 「自分を理解する為のツール」
- 「シャドウと向き合う為のツール」
として活用するのが最も建設的です。
「嫌いな人」は
- 「昔の自分の駄目なところを前面にPRした人物」
- 「成長を拒否したもう1人の未来の自分」
だと理解した上で、その人物の長所を探すべきです。
普通の職場で働いているのなら、嫌いな人にも必ず長所はあります。
作業が遅く雑で、周囲からどうでも良いと思われがちな箇所に目が行く性格が講じた結果、トラブルの種を最初に見つけたことがあり、結果的に見れば助けられた。
仕事においてはトラブル未然防止のファインプレーです。
そういった「嫌いな人が持っている長所」も公平にジャッジ出来れば嫌いな人に対する「アレルギー反応」は更に下がり、いつの間にか
以前は「嫌い指数」100%だったのに、今は20%位かな。
程度には落ち着くはずです。
間違っても
嫌いなコイツを俺の手で更生し、思い通り操ってやる!
なんて考えてはいけません。
自分を変えることが出来るのはあくまで自分だけ。他人がコントロールすることは不可能です。
嫌いな人は
「自分の感情を上手くコントロールする為に現れた乗り越えるべき障害」
だと考えた方が余程建設的です。
まとめ:シャドウから自分の内面を知り、自己理解に繋げよう
今回は「嫌いな人」を通じてシャドウについて解説してみました。
「抑圧された自分の側面」とは今自分が我慢していることだけでは無く
「かつて心の底に沈めた二度と会いたくない自分の側面」
も含まれているのだと私は考えています。
長い人生、もし「この人、何か嫌いだな・・・」と感じるような人に出会ってしまったら、その人を反面教師として活用し、自己理解を深める訓練に使いましょう。
今回の記事は以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
