【サンシェード代わり】防炎メッシュシートによる日よけ対策│風を通すシェード│目隠し効果について

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防炎メッシュシートの遮光性能や目隠し性能と取付アイデアを紹介

こんにちは、Rakkyです。

悩んでる人

ベランダやバルコニーにサンシェードを取り付けたい

悩んでる人

でも屋外の風対策を考えると、目の詰まったサンシェードだと飛んでいかないか不安がある

悩んでる人

日差し対策は絶対にしたい。でも植物を育てているから過剰に光を遮るのは嫌だ

上記のような悩みはありませんか?

今回は我が家の屋上バルコニーに防炎メッシュシートを取り付け、陽射し対策兼目隠しを行った記録を共有します。

この記事で分かること

  • アルミパイプ(G-fun)と防炎メッシュシートを組み合わせるアイデア(パーゴラ等でも同じことが可能)
  • 防炎メッシュシートの透け(目隠し)具合、日除けとして実際に使ってみた感想

この記事はこんな人におすすめ

  • 一般的な「風通しの良いサンシェード」よりも更に風を通すシェードを探している人
  • 屋上にサンシェードを取り付けたいけど、安全性(強風の不安)を第一に考えている人
  • 防炎メッシュシートの日除け性能や実際に使った感想を知りたい人
管理ヤギ

G-funフレームを使ってバルコニーに屋根枠を作った方法は下記の記事で公開しています。

目次

防炎メッシュシートについて

防炎メッシュシートを屋上日除けとして使う
防炎メッシュシートをサンシェード代わりに使っています

防炎メッシュシートは、主に工事現場や足場作業の養生として使われています。風圧抵抗に優れており「雪よけ・防風」の用途としても販売されています。

「防炎」性能については、火災時にはシートが燃え広がらず、溶けたような状態になるようです。

本記事で使用したのは下記の商品です。オーダーサイズは楽天市場でしか取り扱いが無いようでした。メッシュの透け具合も商品ページで紹介されているので参考になります。

無料サービスとして、上下同じ位置にハトメを追加してもらいました。ちなみに品名は「FT23」です。

防炎メッシュシートを屋上で使った感想

日除けとして使っている防炎メッシュシート
日除けとして使っている防炎メッシュシート

一般的なサンシェードより遥かに風通しが良い

防炎メッシュシートは一般的な家庭用サンシェードと比べると、目が粗いのが特徴(メッシュ間隔は1mm)です。その為

「風に煽られ、飛ばされるリスクが低い」

のが防炎メッシュシートの最大のメリットです。

管理ヤギ

実際、工事中のビルの覆いとして使われる位なので防風性能はかなり信頼出来ます。

※設置してから約2ヶ月経過しました。夜中や日中の暴風雨の影響を受けても飛ばされたり外れたりせず、狙い通りの役割を果たしています。

透け具合は強め

4種類のカラー展開がありますが無難に「白」を選択しました。

管理ヤギ

白なら屋外の光が反射して日中は目隠し効果は期待できるかも?と考えました。

防炎メッシュシートの助具合2
透け感の強いレースカーテンのような感じです
防炎メッシュシートの助具合
正面奥の電柱(上半分)のシルエットがはっきり分かります
防炎メッシュシートを屋上日除けとして使う
斜めに付いているシートの向こう側は視認しづらいです

シートを正面から真っすぐ見れば、透け具合が強くなりますが、斜めにシートを取り付ければ目隠し効果は高くなりそうです。

防炎メッシュシートの遮光性能について

防炎メッシュシートの遮光性能を目視確認しました。

防炎メッシュシートで日影を作る

防炎メッシュシートの遮光性能
防炎メッシュシートの遮光性能

明るい感じを保ちつつ、太陽の光を遮っています。この程度の遮光能力があれば植物を夏の陽射しから守ることが出来そうです。

防炎メッシュシートをG-fun(アルミパイプ)の屋根枠に取り付けた手順

防炎メッシュシートの助具合
防炎メッシュシートを屋根枠に取り付けたワイヤーで吊るしています。

防炎メッシュシートを上記写真のように取り付けた手順を紹介します。

防炎メッシュシート取付方法
制作イメージ。メッシュシートに丸カンボルトを固定し、吊るします。

今回使用したシートはオーダーサイズで「3.3m×2.4m」です。

作業は

  • シートを吊るす為のワイヤー(2mm)を屋根枠に3箇所取り付ける
  • 塩ビパイプと丸カンボルトでメッシュシートを固定し加工する
  • 加工したメッシュシートをワイヤーを通して吊り上げる

上記の流れで作業を行いました。

2mmワイヤーを屋根枠(G-funフレーム)に取り付ける

まずはG-funで作った屋根枠にワイヤーを取り付けます。

G-funコネクタピーストップL
G-funコネクタピーストップLを使い、M6丸カンボルトを取り付けました

G-funの「コネクタピーストップL」というパーツを使用してM6のネジ穴を追加しました。ネジ穴に「丸カンボルト」を装着しフックを引っ掛ける場所を作ります(ワイヤー1本につき、始点と終点の2箇所)。

オーバルスリーブを道具でかしめる
片方のワイヤーをオーバルスリーブでかしめます(初めて作業したのでビビッて2箇所かしめました。)

次に2mmワイヤーをオーバルスリーブでかしめて片側だけ輪っかを作ります。

かしめる為の道具は以下の物を使用しました。ワイヤー切断用のカッターも付いており1本で完結できて便利です(しかも安い)。

スプリングフックでワイヤーをG-funフレームに取り付ける
スプリングフックでワイヤーをG-funフレームに連結しました

「スプリングフック」でワイヤーと丸カンボルトと連結します。

ターンバックルの使い方
終点側はターンバックルを使ってワイヤーを引っ張ります

引っ掛けたワイヤーを終点の丸カンボルト装着位置まで引っ張り、ターンバックルを全開にした状態でフックに引っ掛けます。ワイヤーをしっかり張った状態でワイヤーの終点を決め、オーバルスリーブでもう片側をかしめます。後はターンバックルを回してワイヤーをピンと張れば、ワイヤー設置完了です。

屋根枠に2mmワイヤーを設置した状態
屋根枠に2mmワイヤーを3本設置しました

塩ビパイプと丸カンボルトでメッシュシートを固定し加工する

次は塩ビパイプと丸カンボルトを使ってメッシュシートを加工しました。加工箇所は以下の通りです。

メッシュシートの加工場所一覧
塩ビパイプ1本(ジョイント後)につき、3カ所に丸カンボルトを設置します。計15本。

塩ビパイプはジョイントで延長し2.4mにしたものを5本使いました。VP13という規格の物を使用しています。

塩ビパイプに丸カンボルトを取り付けサンシェードを加工
丸カンボルト(M4サイズ)を取り付け、メッシュシートと塩ビパイプを合体させます

塩ビパイプにインパクトドライバーで穴を空け、丸カンボルトを通ました。

ナットは「緩み止めナット」を使用しました。緩み止めナットは他の工作にも役立ちそうです。

また塩ビパイプのジョイント部はホームセンターで売っている塩化ビニル用接着剤(¥250位)を使って接着しました。

インパクトドライバーはコーナンの「KMCD-108」が安くて性能も良いのでおすすめです。

パイプカッターなら塩ビパイプ切断は簡単
塩ビパイプ切断はパイプカッターなら簡単

ちなみに塩ビパイプが長すぎた場合はパイプカッターで簡単に切断出来ます。

防炎メッシュシートにハトメ打ち具でハトメを追加
ハトメ一撃を使い、ハトメを追加しました。

シート中央部は後から自分でハトメを追加しました。

加工したメッシュシートをワイヤーを通して吊り上げる

アイボルトと余ったハトメにワイヤーを通す
丸カンボルトと余ったハトメにワイヤーを通す

後はフレームに張ったワイヤーを一旦外し、シートに取り付けた丸カンボルト(と余ったハトメ)にワイヤーを通して吊り上げるだけです。

防炎メッシュシートの日よけが完成しました!程よく陽射しを遮っています。

台風等、強風の際はシートを端に寄せて畳めます。

セリアのコンプレッションバンドが便利
セリアのコンプレッションバンドが便利です。

普段はセリアのアウトドア用品コーナーにあったコンプレッションバンドを使用してシートの両端を固定し広げています。

まとめ:DIYで日除け対策をしよう

今回は防炎メッシュシートを日除けシート代わりに使った記録を紹介しました。

日除け対策の選択肢として検討する価値は十分あると今回の作業で実感しました。防炎メッシュシートは造りがしっかりしているので耐久性にも期待出来ます。

ベランダで植物を育てていて、遮光はもとより、防風対策にも注意を向けている人にはかなりおすすめです。

今回の記事は以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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