こんにちは、Rakkyです。
2024年後半から市場に出回り始めた
「ブッシェルアンドベリー」
をご存知でしょうか?
「コンパクトなブルーベリーで育てやすい」という触れ込みで販売されており、
新しい物好きの管理人としては

これは気になる!
と育て始め、2025年に初めて収穫出来ましたので、今回はその記録を共有します。
評価する(持っている)品種は
- ジェリービーン
- シルバーダラー
上記2品種です。
この記事で分かること
- ブッシェルアンドベリーの育てやすさ
- 品種の特徴や収穫量
- 味についての感想(サザンハイブッシュとの比較)


ブッシェルアンドベリーについて

ブッシェルアンドベリーは「ブッシェル=藪」の通り、背が低くコンパクトにまとまった樹形なのでスペースの限られたベランダ栽培にうってつけのブルーベリーです。
本家アメリカのブッシェルアンドベリーのサイトを覗いてみると日本で出回っている品種以外のラインナップも多い(イチゴやラズベリーもある)ため、今後日本でもラインナップが増える可能性がありそうです。

果樹の苗/ブルーベリー:ブッシェルアンドベリー(R)シルバーダラー5号ポット
ジェリービーンとシルバーダラーについて


実際に収穫したジェリービーンとシルバーダラーについて食味等を評価しました。
比較対象は、同じ環境で育てているサザンハイブッシュ系のニューハノーバーやパテント系の美味しさを基準にしています。

当地では(7月初旬~7月中旬)にかけて収穫出来ました。
甘さ2/5
酸味3/5
収穫量3.5/5
育てやすさ5/5
おすすめ度3/5
ジェリービーン/シルバーダラー共に皮が薄く種のジャリジャリ感を感じることの無い優秀なブルーベリーの印象です。食感はハイブッシュ系そのものです。
ジェリービーンは2025年の初収穫ではジューシーさや甘みをあまり感じず、味が薄い印象でした。樹が若すぎて本領が発揮出来ていないだけかも知れませんが、若干ねっとりした食味のブルーベリーだと感じました。収穫量は小さい樹の割に多い為、加工用に向いているかも知れません。
シルバーダラーについてもジェリービーン同様、水分量は少なめで少しねっとりした食感です。大分熟した為か、ジェリービーンより甘みがあり、こちらの方が美味しいと感じました。2025年の初収穫では量が取れなかったので今後収穫量が増えることを期待します。コンパクトながらも、ジェリービーンと比べると枝が左右に拡がる開帳性が強そうな印象があります。

シルバーダラーは一時的な寒さで紅葉気味の状態。ユーカリのような葉っぱが特徴的。
2025年の総括として、
「栽培スペースが超コンパクトで1本で結実し、しかも1番美味しい夢のような品種は存在しない」と感じたのが正直な感想です。

しかしながら、これがまかり通ると世の中のパテント品種や新品種の存在価値が揺らぐので、ある意味安心しました。
しかしジェリービーンは中粒以上が多く、栽培1年目から収穫出来るのが良いところです。

宣伝文句の「甘くて大きな実」には来年以降に期待します。

果樹の苗/ブルーベリー:ブッシェルアンドベリー(R)シルバーダラー5号ポット
まとめ:ブッシェルアンドベリーの今後に期待
管理人は2品種しか持っていませんが、限られたスペースでの栽培にはおすすめのコンパクトブルーベリーです。中粒以上の果実が収穫出来、1本で結実するメリットはやはり大きいです。ブルーベリーは栽培年数が経つと味が乗ってくるケースもあるので、来年以降の収穫に期待することとします。

評価が変われば内容を更新します。
今回の記事は以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。