こんにちは、Rakkyです。
日常生活において急に戸籍謄本が必要になり、焦ることはありませんか?
コンビニで戸籍謄本を取ろうとしたけど「時間外」となり取れなかった。この場合、市役所に行かないとダメ?
本籍地と現住所が離れていて、本籍地の市役所まで行く時間が無い。近所のコンビニで戸籍謄本を取れないの?
平日、勤務中の昼休みの時間内で戸籍謄本を取得したいけど可能なのか?
上記の悩みは本記事を読んでいただければ、解決出来ます。
私の場合、バイクを手放す際
- バイク購入時の住所(本籍地)と現在住んでいる市町村が違う
- 結婚したことで性も変わった
上記理由により本籍地が記載された本人証明書類(戸籍謄本)が急きょ必要になりました。
今回は平日勤務の昼休み中に本籍地の市役所に電話連絡しながら
「コンビニで戸籍謄本を取得」
した方法について、今後の為に記録しておきます。
この記事はこんな人におすすめ
- 戸籍謄本を速やかに取得したいのに、平日に休みが取れない人(平日の昼休みに10分程コンビニに行く時間がある人)
- 戸籍謄本を市役所に行かずコンビニで取得する手順を知りたい人
- 本籍地と現住所の市町村が違う人
それでは解説していきます。
コンビニで戸籍謄本を取る流れ
結論から言って
「市役所に行かずコンビニだけで戸籍謄本を取得することは可能」
です。
本籍地と現住所の市町村が違う人も同様
です。
これは2024年3月1日より戸籍法が一部改正されたことによります。
戸籍法の一部改正により、2024年3月1日から本籍地以外の市区町村の窓口でも、戸籍謄本など戸籍・除籍証明書を請求できるようになります。
安芸高田市のHPより
上記の説明だと市役所に足を運ぶ必要があるように見えますが、そんなことはありません。コンビニのマルチコピー機だけで手続きは完結します。
ただし住民票の出力とは違い、戸籍謄本の出力は平日(月〜金)の9時〜17時の間にコンビニに行き、マルチコピー機で出力する必要があります。
必要なものは
だけです。
手続きは以下の流れで行います。
手続きの流れ
コンビニのマルチコピー機にて利用登録申請を行い申請番号を発行。
受付番号が表示されたら、本籍地の市役所の市民課で承認してもらう。
(その場で承認も可能)
承認後、マルチコピー機で戸籍謄本が取得可能になる
手続きは上記の流れで行います。
「コンビニで戸籍謄本を取ろうとしたけどダメだった」
という人は申請番号発行→承認をしていない為だと思われます。
次項より手順を解説していきます。
利用登録申請
まずは、コンビニのマルチコピー機で行政サービスを選択します。
基本的にどのコンビニのマルチコピー機であっても、行政サービス以降の画面表示は全く同じです。
- 「行政サービス」を選択
- 「証明書の交付」を選択
- 「利用登録申請」を選択
- 「本籍地の住所」を入力し次へ
- 「戸籍筆頭者の氏名」を入力し次へ
- 「電話番号」を入力し次へ
- 「マイナンバーカード」を操作端末で読み取る
- 「申請番号」が発行され一旦終了
申請番号は発行されたら、印刷を実施するか写真を撮っておきましょう。
ここからは本籍地の市民課側で承認を行ってもらう必要があります。
本籍地の市民課での承認
利用登録申請後は、上記の流れで
「本籍地市役所の市民課による承認」
を待つことになります。
基本的には5営業日までには承認されます。
私の場合、コンビニで市民課に直接電話を繋いだまま作業し、その場で即承認してもらいました。
その場で利用登録申請を行った流れは以下の通りです。
- マルチコピー機前から本籍地の市民課に連絡
- マルチコピー機で利用登録申請(上記流れ)
- 申請受付番号がコピー機画面に表示されたことを市民課に報告
- 本人確認として氏名を聞かれるので答える
- 氏名が間違いなければ、即承認される
- 次項の操作で戸籍謄本を取得可能になる
時間にして、約10分程度の作業でした。
マルチコピー機にて戸籍謄本を出力する
市民課からの承認が完了すれば、マルチコピー機から戸籍謄本を出力することが出来ます。
(戸籍謄本の出力に関しては、平日市役所の営業時間内に限るようです。)
- 「行政サービス」を選択
- 「証明書の交付」を選択
- 「証明書の交付サービス(コンビニ交付)」を選択
- 「マイナンバーカード」を操作端末で読み取る
- 必要な証明書を選択する
- 「暗証番号」を入力する
- 「本籍地」を選択する
- 「戸籍証明書」を選択し、戸籍謄本を出力する
これでコンビニで戸籍謄本を出力することが出来るようになりました!
承認状態が続く期間について
一度、利用登録申請が承認されてから承認が切れるまでの期間は
「マイナンバーカード自体が更新された時」
および
「電子証明書の有効期限が切れた時」
のようです。
つまり、一度承認してもらえば基本的には数年以上承認状態が続くことになります。
逆に言えば、マイナンバーカードの次回更新があった時、今回の手順があったことを忘れてしまうかも知れませんね。
まとめ:戸籍謄本を手軽に取得できる状態にしておこう
今回は、コンビニで戸籍謄本を取得する手順について解説しました。
今まで
「コンビニで戸籍謄本が取れなかった方(本籍地と現住所の市町村が違う方)」も
2024年3月1日以降はコンビニだけで手続き可能な状態になっています。
便利な制度ですので、必要に応じて利用しましょう。
今回の記事は以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。