こんにちは、Rakkyです。
有孔ボードを使っておしゃれな壁面収納を作ってみたい
壁面収納と可動棚を組み合わせるアイデアを探している
家に余ってるカラーボックスと壁面収納を組み合わせたい
上記のような悩みはありませんか?
今回は
- 2×4木材
- 有孔ボード
- 可動棚
- カラーボックス
を利用し、おしゃれな壁面収納を作る方法を紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- 2×4木材と有孔ボードを使った壁面収納を自分で作りたい人
- 可動棚と有孔ボードを組み合わせるアイデアを探している人
DIY初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
壁面収納+可動棚を作ってみた
管理人は最終的に上記のような壁面収納をDIYで作りました。
この記事では上記の壁面収納の内「壁面収納+可動棚」に焦点を当て、作り方を紹介します。
作業デスクと有孔ボードを組み合わせるアイデアは下記記事で紹介しています。
本記事で使用した材料は以下の通りです。
壁面収納に必要な材料・数量
材料(型名/メーカー) | 必要数 | 用途 |
---|---|---|
2×4材 (SPF材) | 3本 | ラブリコを使い、柱を立てる |
ラブリコアイアン(IXO-1) | 3個 | 2×4材に取り付ける |
有孔ボード | (1820mm×920mm) あるいは (1800mm×900mm) | 2×4材に取り付け、壁面収納にする |
パンチングボード留め具セット(hikari) | 3セット | 有孔ボードを固定する |
カラーボックス(コーナン) | 1個(高さ88cm) | 壁面収納の下部分として使用 |
棚柱(ASF-10) | 3本(約1000mm) | 棚受けを取り付ける |
棚柱用ビス(AT-P40) | 棚柱のビス数 | 棚柱の専用ビス |
棚板(グレインボード) | (900×250)×1 (450×200)×2 | 稼働棚として使用する |
棚受(R-032W/033W) | (呼び名:250)×1 (呼び名:200)×2 | 棚板を固定し、稼働棚として使用する |
棚板用ビス(WT-P) | 12本 | 棚板と棚受を接続する |
※補足※一般的に販売されている有孔ボードは(1800mm×900mm)ですが、今回の記事では(1820mm×910mm)サイズを1枚使います。
DIYに便利な道具
DIYをする上で「あると便利な道具」は以下の通りです。
- インパクトドライバー
- 脚立
- ドライバー
- 水準器
インパクトドライバーはコーナンで売られている「KMCD-108」が安価でパワーもある為、お勧めです。
また脚立は「小物入れ」が付いているものを選べば、作業性が良く後悔することが無い為、お勧めです。
まずは壁面収納の完成イメージを考える
まずは作ろうと考えている壁面収納の全体図をある程度イメージしましょう。
今回紹介する壁面収納と全く同じものを作る人は少ないでしょうから
- 自分の部屋にあった寸法
- 必要な資材と数量
これらを手書きでも良いので完成イメージを事前に把握し、使う材料や本数、長さを決めておきましょう。
余計な物を買い過ぎたり、サイズを間違えるリスクをある程度減らしておきます。
必要な寸法にカットした2×4木材/可動棚に使う棚板を準備する
イメージ図がある程度出来たら土台となる材料を集めます。
まずは壁面収納を作る上で最も準備に手間がかかり、尚且つ柱でもある2×4木材を用意し、塗装します。
2×4木材を入手し塗装する
本記事ではラブリコアイアンを使いますので、部屋の天井から75mm短い2×4木材を必要な本数準備します。
本記事では3本使用します。
ホームセンターで購入した木材を安全に家まで運ぶ方法や木材カットサービスについては以下の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
2×4木材が入手出来たら、塗装しましょう。
塗装すれば表面が滑らかになりますし、木材の保護にも繋がります。簡単でおすすめな塗装手順は下記の記事でまとめてあります。
可動棚に使う棚板を準備する
今回は壁面収納に可動棚も取り付けるので、任意のサイズの棚板を準備します。
棚板には「コーナンのグレインボード」がお勧めです。
厚み16mmの為、横幅900mmの長めの棚板としても優秀です。
木材カットサービスを利用し、ボードを希望通りの寸法にカットして貰いましょう。
既存品でピッタリサイズの棚板を探し回るよりも、カットサービスを使った方が労力も時間も省くことが出来ます。
大体1カットあたり「50円~150円」程度の印象です。
ボードのカット断面には専用エッジテープを貼ることで、断面をキレイに仕上げることが出来ます。専用品なので隠した後が全く気になりません。
本記事では
・45cm×20cm 2本
・90cm×25cm 1本
の棚板を準備しました。
また、下記記事でもコーナンのグレインボードを使用してランドリースペースの収納を作る方法を紹介しています。
2×4木材とラブリコで柱を立てる
資材が揃ったら、まずはラブリコを使用して2×4木材を天井に突っ張り、3本の柱を立てます。
事前に作ったイメージ図に合わせて、柱を立てます。
ラブリコを使う上での注意点
ラブリコを使って柱を立てる際は上記画像のようにラブリコの上下ネジが均等に見えるように突っ張るのがポイントです。
実際に上記の左側画像のように突っ張っていたらネジが緩む事象が確認出来たので、正しく取り付けましょう。
柱が真っ直ぐか確認する方法と注意点
柱が真っ直ぐかを確認するには、準備した有孔ボードの角を当て真っすぐ天井に向かっているかを確認するのが一番簡単です。
せっかくなら水準器を使いたくなる場面ですが
「身長を超える長尺の垂直方向を水準器で測る」
のは正直おすすめしません。実際にやってみて分かりましたが、結構ズレが生じていることが多かったです。
DIY作業において、水準器で水平や垂直を測るのは約90cm位までにした方が良いと個人的に考えています。このラインを超えると調整が難しいと感じました。
2×4木材を3本立てることが出来たら、次は有孔ボードを取り付けていきます。
ちなみに後ろの窓には「スタイロフォーム」という断熱材を窓枠にはめ込みました。
2×4木材と有孔ボードを止め具で固定する
有孔ボードと2×4材の間に隙間を作る方法
2×4材に直接有孔ボードを打ち付けると、塞がって使えない孔が多くなってしまいます。
そこで有孔ボードと2×4材の間に上記の
「パンチングボード用止め具セット」
を取り付け、有孔ボードと2×4材の間に隙間を作ります。
巨大な有孔ボードを止め具セットで2×4材に取り付ける手順
今回使用する有孔ボードサイズは(1820mm×910mm)と巨大なので、事前に留め具を有孔ボード裏に仕込んでおく必要があります。
作業手順は以下の通りです。
- 3本の柱がちょうど有孔ボードの幅(今回は910mm)に収まることを確認する。
- コーナンのカラーボックスを柱の前に密着して設置し、有孔ボードを上に載せる。
- 真ん中の柱中心部が通る孔の位置を確認し、マスキングテープ等で印を付ける。
- 有孔ボードを降ろし、裏向きにして床に置く。
- 12箇所(下記画像参照)に木工ボンドで止め具を接着(仮止め)する。
- 接着した止め具が外れないことを確認し有孔ボードを起こし、カラーボックスの上に再度載せる。
- 止め具を取り付けた孔にビスを通し手動のドライバーで締める。
この手順なら、手が届かない有孔ボードの裏側中心部にも止め具が入ります。
※補足※
有孔ボード取り付け時にインパクトドライバーは使わない方が良いかも知れません。止め具やワッシャーが金属で無い為、締めすぎて有孔ボードを破損させる可能性があるからです。
インパクトドライバーを使う場合は注意しましょう。
有孔ボードを壁面に取り付けたら次は可動棚を付けていきます。
可動棚を取り付ける
可動棚を取り付けるには「棚柱」と呼ばれる部品を最初に取り付けます。
棚柱を取り付ける
貼り付けた有孔ボードの孔にビスを差し込み、棚柱を取り付けます。
下地になっている2×4材にビスを打ち込み、固定します。
「ASF-10」のビスには一般的に「AT-P30」が使われますが、有孔ボードと2×4材の間には止め具による隙間が存在する為、10mm長い「AT-P40」を使用します。
因みに棚柱は取り付け方向があり
- メーカーロゴが上を向くよう
- 2箇所止めのビスが上に来るよう
取り付けるのがポイントです。
有孔ボードの孔間隔と「ASF10」のビス穴間隔は一致するので、自然と垂直に取り付けることが出来ます。
可動棚を取り付ける
棚柱を3本取り付けたら、最後に可動棚を取り付けます。
稼働棚の取り付けは下記の手順で行います。
- 左右の棚柱に棚受けを装着する。
- 棚板を仮置きし、固定位置をマジック等でマークする。
- 棚板と棚受けを棚柱から取り外す。
- 裏向きにして、専用ビス(WP-T)を打つ。
可動棚の取り付けが終了したら、壁面収納の完成です。
物を飾ると一気におしゃれな感じになって来ました!
まとめ:大変だけどDIYは楽しい
今回は壁面収納をDIYで作る方法を紹介しました。
正直DIYは中々大変ですが、作っている途中は夢中になれるし「自分で何かを造る」という行為は自分自身に対する満足度向上に直結するのでおすすめです。
何か1つでも自分で作ることが出来れば、それが連鎖的に次の行動に繋がり、人生が豊かになるように思います。
今回作った壁面収納棚の隣には、もう1枚有孔ボードとパソコンデスクを組み合わせて作業スペースも同時に作りました。
少し大変ですが、是非チャレンジしてみてください!
今回の記事は以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。