こんにちは、Rakkyです。

有孔ボードと作業デスクを組み合わせて、収納付き作業スペースを作りたい

2×4材と有孔ボードを組み合わせた壁面収納アイデアを探している
上記のような悩みはありませんか?
今回は
- 2×4木材
- 有孔ボード
- パソコンデスク
を利用して壁面収納+作業スペースを作る方法を紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- 壁面収納とパソコンデスクを利用した作業スペースを作るアイデアを探している人
- 2×4木材と有孔ボードを合わせた壁面収納を自分で作りたい人

DIY初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
壁面収納とデスクを組み合わせて作業スペースを作ってみた

管理人は最終的に上記のような壁面収納 兼 作業スペースを作りました。

この記事では上記の内「壁面収納+作業スペース」に焦点を当て、作り方を紹介します。
「壁面収納+可動棚」を組み合わせたアイデアは下記記事で紹介しています。

本記事の紹介範囲で使用した材料は以下の通りです。
壁面収納に必要な材料・数量
材料(型名/メーカー) | 必要数 | 用途 |
---|---|---|
2×4材 (SPF材) | 4本 (部屋の高さ-75mm) | 天井突っ張り用 |
2×4材 (SPF材) | 3本 (820mm) | 有効ボードの補強用 |
木板 (セリア) | 3本 (45×9×0.5cm) | 有効ボードの補強用 |
L字金具 (セリア) | 6本 | 有効ボードの補強用 |
タッピングビス(HP-524) | 3×20mm | 有効ボードの補強用 |
ラブリコアイアン(IXK-1) | 4個 | 2×4材で柱を作る |
有孔ボード | (1820mm×920mm) あるいは (1800mm×900mm) | 柱に取り付け 壁面収納にする |
パンチングボード留め具セット(hikari) | 4セット | 有孔ボードを固定する |
パソコンデスク (ODK) | 1個 | 有孔ボードに合わせた 作業スペースを作る |
カラーボックス (コーナン) | 1個 (高さ88cm) | 作業スペースに合わせた収納にする |
一般的な有孔ボードは(1800mm×900mm)ですが、今回の記事では(1820mm×910mm)サイズを1枚使います。
DIYに必要な道具
持っていると便利な道具は下記の通りです。
- インパクトドライバー
- 小物トレイ付脚立
- ドライバー
- 水準器
インパクトドライバーはコーナンで売られている「KMCD-108」が安価でパワーもある為、お勧めです。
また脚立は「小物入れ」が付いているものを選べば、作業性が良く後悔することが無い為、お勧めです。


特に小物トレイ付脚立は、DIY以外の用途にも優れているので、持っておいて損はありません。
まずは壁面収納と作業スペースの完成イメージを考える

まずは作りたい作業スペースのイメージ図をある程度完成させましょう。
手書きでも良いので、事前に完成図を把握し、使う材料や本数、長さを決めていきます。

余計な物を買い過ぎたり、逆に足りなくなるリスクは極力減らしておく為です。
必要寸法にカットした2×4木材を準備する
イメージ図が出来たら、ホームセンターで2×4木材を購入し、木材カットサービスを利用して必要寸法にカットしてもらいます。
2×4木材を入手し塗装する
本記事ではラブリコアイアンを使いますので、部屋の天井から75mm短い2×4木材を必要な本数準備します。

本記事では柱用として4本使用します。
ホームセンターでの
- 木材の選定基準について
- 木材カット依頼について
- 安全に家まで運ぶ手段
これらは下記の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

入手した木材は表面保護の観点から、塗装しておくことをおすすめします。
木材の簡単な塗装方法は下記記事で紹介しています。

有孔ボードの色に組み合わせるパソコンデスクを決める

今回は壁面収納、兼作業スペースを作ることが目的なので、有孔ボードの色味に合わせたパソコンデスクを購入しました。
選んだデスクは、ODKのラック付きパソコンデスクです。
本記事で使用する有孔ボードカラーは「マロンブラック」とした為、合わせるデスクも黒色系統にしました。
2×4木材とラブリコアイアンで柱を立てる
資材が準備出来たら、まずは2×4材とラブリコを使って柱を立てます。
ラブリコを使う上での注意点

ラブリコを使って柱を立てる際は上記画像のようにラブリコの上下ネジが均等に見えるように突っ張るのがポイントです。

実際に上記の左側画像のように突っ張っていたらネジが緩む事象が確認出来たので、正しく取り付けましょう。
柱が真っ直ぐか確認する方法

柱が真っ直ぐ立っているかを確認するには、準備した有孔ボードの角を当て真っすぐ天井に向かっているかを確認するのが一番簡単です。
窓を塞ぐ場合はスタイロフォームを活用

今回の壁面収納では最終的に窓を隠してしまう為、
「スタイロフォーム」
という断熱材を窓枠に嵌めておきました。スタイロフォームも木材カットサービスで必要寸法にカットして貰えます。
間隔が広い2×4材間を補強する

今回は一部の2×4材間隔が広い為、有孔ボードの固定間隔を確保する為に補強を入れています。

有孔ボードの固定間隔を確保する為、一部の2×4材間隔を3本の木材で上記のように補強しました。
補強手順
補強手順は下記の通り行いました。
- 補強用木材の裏側に巾木の厚み対策として100均の木板を木工ボンドで貼り付け、厚みを追加する。
- 補強用木材に100均のL字金具を片側だけ取り付ける。
- 柱に対し、有孔ボード取付位置となる3箇所(0mm、450mm、900mm地点)にマスキング等の目印を付ける
- 3箇所(0mm、450mm、900mm地点)に合わせて、もう片側のL字金具を先に柱に取り付ける。
- 補強用木材を柱に当て、水準器で水平を見ながら片側のL字金具をビスで取り付ける。



狭い場所や下から上に向けてビス打ちを行う場面では
- インパクトドライバーのドリルビットで下穴を開ける
- 下穴にビスを通し、手動ドライバーでビスを取り付ける
という流れで作業する方がネジ穴がナメること無くキレイに根本までビスを打てます。真っ直ぐインパクトドライバーが入らない場面では上記のように対処することをおすすめします。


狭い場所や、インパクトドライバーを斜めに入れてビス打ちするとネジ穴が潰れる可能性が高くなります。
有孔ボードを2×4材に固定して完成
柱の補強が完了したら、有孔ボードを下記の手順で取り付けます。
- パソコンデスクを柱に密着させ、その上に有孔ボードを置く。
- 有孔ボードに、柱が通る位置(止め具位置)をマスキング等の目印を付ける。
- 有孔ボードを一旦降ろし裏向きに床に置く。
- 有孔ボード用止め具をボンドで接着し仮止めする(合計15箇所)。
- 止め具が外れないことを確認してからボードを起こし、再度机の上に載せる。
- 有孔ボード用止め具の上から手動ドライバーでビスを締めていく。
※補足※有孔ボード止め具セットの止め具やワッシャーは金属製では無い為、インパクトドライバーだと締めすぎて有孔ボードを破損するリスクがあります。




ほぼイメージ図通りに仕上げることが出来ました!
まとめ:自分だけの作業スペースを作ってみよう
今回はパソコンデスクと有孔ボードを合わせ、壁面収納と作業スペースをDIYで作る方法を解説しました。
DIYは大変だけど作業中は夢中になれるし、仕事以外の場面で「何かを造る」行動は日常の良いアクセントになるはずです。

是非、挑戦してみてください!
今回の記事は以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。