こんにちは、Rakkyです。
無線Lanの初期設定方法ってそもそも何からやれば良い?プリンターにも無線LANの設定が必要?
Aterm WGでシリーズのWi-Fi接続で時々「インターネットにアクセスできません」エラーが発生して困っている・・・
エラーの度、無線LANルーターを再起動し無理やり事象を解決させているが正直面倒くさい、根本的に解決したい・・・
上記のような悩みを持っていませんか?
今回は、数年ぶりに買い換えた無線LANルーター
「WG2600HS2」
の設定方法とAtermシリーズのインターネットアクセス状況が不安定だという方に向けて対処内容を解説します。
この記事で分かること
- Atermシリーズのルーター初期設定方法
- プリンター(Canon TS8130 series)とAtermシリーズの接続方法
- GMOとくとくBBの契約プロバイダのインターネット接続用ユーザーとパスワード確認方法
この記事はこんな人におすすめ
- WG2600HS2を買ったばかりで設定方法が難しいと感じている人
- Atermシリーズを使用していて、時々インターネットにアクセス出来ませんエラーが出る人
- GMOとくとくBBにてインターネット回線を契約している人
設定する上で必要となる情報
・契約しているプロバイダーのインターネット接続用ログイン&パスワード(IPv4の場合)
それでは解説していきます。
(準備)GMOとくとくBBのIDとパスワード確認
まずは準備として自身の
を事前に把握しておきましょう。
GMOとくとくBBにて、インターネットサービスを契約した方の場合、オレンジ色の封筒で
「会員登録証」
というものが送られてきます。
まずは会員登録証に記載された「IDとパスワード」を把握しましょう。
「会員登録証」が見つからず、パスワードも分からない場合
BBナビ(GMOリンク先)
にて「会員IDの確認方法/ログインが出来ない方はこちら」からログインIDを再設定し、ログイン出来るようにしましょう。
BBナビ上でのインターネット接続用IDとパスワード確認方法
BBナビにログインできたら、トップページに表示された上記の
「ご利用中のサービス」
から「自分が契約しているサービス」を選択します。
契約している回線サービスの一覧が表示されるので、「詳細はこちら」をクリックします。
私の場合「ドコモ光タイプA接続サービス」を契約しており、これは1ギガのドコモ光サービスです。
上記画面が表示されます。v4接続アカウント欄の
- 接続アカウント
- 接続パスワード
を控えておきましょう。
ここで重要なことは「自分の契約がどうなっているのか把握すること」です。
その上で「v4」「v6」各接続において、IDとパスワードには以下のルールがあることを知っておきましょう。
これで「WG2600HS2」を設定する準備が整いました。
Atermシリーズのルーター初期設定方法
初めてWG2600HS2を使用する場合は、以下の流れでWG2600HS2とONUを接続します。
本体スイッチは「RT」側になっていることを確認しましょう。
- パソコンの電源を切る。
- 「ONU」の電源を切る。
- 「WG2600HS2」のWANポートと「ONU」から出ているケーブルを接続する。
- 「ONU」の電源を入れる。
- 「WG2600HS2」の電源を入れる。
- 約90秒待って、スマホやPCからWi-Fi接続してみる。
この時点では「デバイスに接続されました。インターネットにアクセスできません」となるはずです。
Atermシリーズの初期設定方法
スマホやPCからWi-Fi接続すると
「デバイスに接続されました。インターネットにアクセスできません」
状態になります。
その状態でGoogle等のブラウザに直接
と打ち込み、
「NECクイック設定Web | Aterm」
というローカル環境の設定サイトにアクセスします。
もしくは既に保存されたWi-Fi設定を一度削除し、再度パスワードを入力してwg2600hs2に接続するのも有効な手段です。
デバイスまでは接続されているから上記の設定画面に入れる、という認識です。
NECクイック設定Webにログインする
NECクイック設定Webに接続出来たら
- ユーザー名
- パスワード
を入力します。
「IPv4「IPv6」の接続状態を確認する
ログイン出来たらまずは、ホーム画面の「装置情報」に表示された
- IPv4接続状態
- IPv6接続状態
を確認しましょう。
従来の光回線(1ギガ)契約の場合、最初は両方「インターネット未接続」となっています。
※最新の規格である「ドコモ光10ギガ等、IPv6を使う契約」の場合
状況によっては「IPv6接続状態」が最初から「IPv6インターネット利用可能」になっている可能性があります。
これはIPv6を利用する場合「従来のIPv4のようにユーザーやパスワードが不要」という仕組みに変わっているからです。
「ドコモ光10ギガ等、IPv6を使う契約」で「インターネット未接続」の方は、下記の「IPv6の方の場合」を参照してください。
この記事内の冒頭付近で紹介した「ドコモ光タイプA接続サービス」であれば
- IPv4を契約しているからIDとパスワードを無線LAN機器に登録すればインターネット接続できる
- IPv6は契約していないからそもそも接続が出来ない
ということになります。
IPv4の方の場合
まずは「装置情報」欄の「動作モード」が
「PPPoEルータ」
になっていることを確認しましょう。
もし「PPPoEルータ」になっていない場合は
「基本設定」→「基本設定」より動作モードを「PPPoEルータ」に変更しましょう。
その上で「IPv6動作モード」は「使用しない」とします。
「自動判定」についても管理人はオフにしています。
ホーム画面に戻り「基本設定」→「接続先設定」を選択し
プロバイダーから提供された
「インターネット接続用IDとパスワード」
を入力することでインターネットに接続することが出来ます。
IPv6の方の場合
ホーム画面より
「基本設定」→「基本設定」より動作モードを「PPPoE」から「v6プラス」に変更しましょう。
IPv6の方は、これでインターネット接続が出来るはずです。
Atermシリーズとプリンター(Canon TS8130 series)の接続
ついでにプリンターとWG2600HS2を接続しておきましょう。
ここでは例として
「Canon TS8130 series」と接続します。
まずはプリンタを起動させ、プリンタの画面左下に「×」が出ており、無線LAN接続出来ていないことを確認します。
上記で出ていたプリンタ画面左下の「×」マークをタップします。
確認画面になる為「はい」で進みます。
「ネットワークの基本情報」画面が表示されるので「LAN設定」をクリックします。
「無線LAN」をクリックします。
「無線LANセットアップ」をクリックします。
「プリンターで手動接続」をクリックします。
「パスフレーズ入力」と表示されるので、画面をクリックし、機器本体に記載されたWi-Fi接続用パスワードを入力します。
「無線LANルーターに接続しています」と表示され、しばらく待つと「無線LANルーターと接続されました」となり、プリンタとの接続は完了です。
Atermシリーズでインターネット接続が途切れてエラーになる際の対処
管理人は「WG2600HS2」の導入当初は基本的にデフォルト設定で使用していたのですが、
「インターネットにアクセスできません」
エラーが数日おき、ひどい時には毎日発生していました。
幾つか対処を実施した中で、最も効果があった対処方法を紹介します。
込み合うチャンネルを調べ、チャンネル設定を手動で合わせる
Aterm WGシリーズにおいて最も有効な対処方法は、ずばり
「自分が使用しているWi-Fi環境で込み合っているチャンネルを調べ、そのチャンネルを避ける」
これが私が試した中で最も効果的な方法でした。
ここからは、そのやり方を解説します。
込み合うチャンネルをアプリで調べる
スマホアプリ(Android)のPLAYSTOREにて「WiFiアナライザー」と検索すると上記のアプリが出てくる為、インストールします。
いくつか候補のアプリがありますが、上記のものは使いやすく、おすすめです。
アプリを開くと「位置情報をオンにするよう」メッセージが出るので、それに従い位置情報をオンにします。
メイン画面が開きます。使い方は以下の通りです。
- チャンネルグラフは「v4」契約の方は「2.4GHz」を選択します。
- 現在の場所でのWi-Fi機器の混雑情報が可視化されます。
- チャンネルの混雑情報が★印で可視化されます。
- 「接続されたAP」欄を見て、★印が多いチャンネルを把握します。
上記の例では「1~2チャンネルは使わない方が良い」と判断します。
クイック設定Webで手動チャンネル設定を実施する
チャンネルの混雑情報が把握出来たら、
クイック設定Web
を開きます。(※デバイス接続した状態で無いとアクセス出来ないので注意)
「Wi-Fi(無線LAN)設定」より「Wi-Fi基本設定」をクリックします。
- 2.4GHz通信機能を「ON」
- 5GHz通信機能を「OFF」
- Wi-Fi自動設定動作モードを「2.4GHz」
に設定します。
5GHz通信機能「OFF」に関しては、しなくて良い可能性もありますが、私の環境では「OFF」の方が接続が安定しています。
次に「Wi-Fi(無線LAN)設定」より「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」を選択します。
「Wi-Fi機能設定」より
- オートチャンネルセレクト機能を「使用しない」
- デュアルチャンネル機能を「使用しない」
- 使用チャンネルを「WiFiアナライザー」で★印が多く表示されたチャンネルに合わせる
に設定します。
設定が変更されたら、確認としてホーム画面に戻り
「情報」→「現在の状態」をクリックし「Wi-Fi情報(接続先規格の名前)」欄の
「使用チャンネル」が固定表示になったか確認しておきましょう。
5GHzは使用しませんが、安定した接続が続く方が安心して使えるので、これが私にとってのベストな解決方法でした。
まとめ:無線LAN機器に初期設定があることを覚えておこう
今回は、無線LAN機器の初期設定方法及び「Atermシリーズ」のアクセストラブルに関しての解説でした。「無線LAN機器に初期設定が必要なことを知らなかった人」や「数年前に設定したことはあるけど、すっかりやり方を忘れていた人」の助けになれば幸いです。
今回の記事は以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。